すばらしいとんかつ

先日,東京での初めてのお客さんとの打ち合わせで東京のA区役所に行って来ました。打合せ中にしゃべった言葉が「oitaと申します」を3回(つまり担当者が3名),打ち合わせ終了後に「どうもありがとうございました」の2言のみ。途中で,何度もつっこみを入れたかったのですが,そこがぐっと我慢(???)。このお客さんたちには関西人であることがばれてません・・・。
で,帰りに打合せに同行したoitaを含めて3人でお昼ご飯を食べに行きました。場所は,品川。品川駅近くのちょっとおしゃれな洋食屋さん(?)に入りました。店内はとても広くて,入ってすぐに近くでおいしそうなハンバーグを焼いていて,お昼はハンバーグと決意して案内されて席に行きました。すると,店員が「本日は,すばらしいとんかつが入ってます」と。こんな言い方あまり聞かなくてすごく新鮮で。頭の中で,「すばらしいとんかつって? どんなんやろう?」ってその言葉が頭の中を駆け巡ってましたね。思わず,「じゃあ,そのすばらしいとんかつを下さい」と言ってしまいました。ここで「そのすばらしい・・・」を付ける必要は無いのですが・・・。
で,いよいよやってきました「すばらしいとんかつ」が。ボリュームたっぷりで,とてもおいしそうです。ただ,すでに頭の中では「このとんかつはすばらしい」とインプットされていましてました。が,食べると,「???」,「普通やん」,・・・。oitaは立派な舌を持ってませんので,分からないんだと思ってます。ただ,oitaの好みからすると,KYKのとんかつの方が好きかも・・・。堺の行きつけのとんかつやの方がおいしいかも・・・,というか,絶対そうや,そうに決まってる! 基本的にこのとんかつは良いもんだと思います。なんとなくバランス的に脂身の入り方とか見ると・・・。でも脂身を得意としていないoitaにとっては少々・・・。少しがっかりしました。でも一番がっかりしたのは,このすばらしいとんかつに1050円も払ったことかもしれません・・・。

人にすばらしいものを勧められて,実は・・・,なんてことありますよね。プロ野球でも,スカウトから「この選手は絶対良いから・・・」なんてことがあって,外国人選手や新人選手をとるんですよね。鳴り物入りでやってきてキャンプも順調に過ごすけど、実際にシーズンに入ると全然ダメで,5月ごろにお帰りになったり,ずっと二軍生活を送るる外国人選手も多いですよね。やっぱり,フロントいや監督自らがその選手を見ないといけませんね。とんかつでいうと一度きっちり食っておかないとだめだということでしょう。
そんな選手といえば・・・。あまり思い出せないんですよね。記憶力という人生にとって非常に大事な才能を失いつつあるoitaは・・・。一人思い出したのが,昔巨人にいた「トマソン」。三振ばかりして,「扇風機」とか「人間風車」とか呼ばれてなかったっけ? 確か,チャンスで打てなかったりした翌日には,新聞に「トマ損」とか書かれていた。でも1年はシーズンを通して一軍にいたような気がする。
セントラルの野球部にも,すばらしい選手,でさらにおいしく頂ける「とんかつ」,いや間違えた。「選手」が来ないかなぁ・・・。こんなに待ってるのに・・・。

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