試合後のお手入れ

私はもう30歳も大きく超えて,もうすぐ四捨五入すると40歳にもなるという年頃になります。そうなると,野球をやると筋肉痛がすごくて困ります。投手をやったときは,翌日の夕方ぐらいからひどくなってきてだいたい月曜日,火曜日ぐらいまでは筋肉痛が残りますね。みなさんはどうですか?
まぁ,ただの筋肉痛ならば全然いいんですけど,ここ数年,oitaは肩を壊し始めてからは,投げた後は極力アイシングをするようにしてます。病院に通いだして,すでにいくつかの病院,整骨院を渡り歩いてきましたが,共通して言われるのは,「投げた後は必ずアイシングするように!」と言われます。
アイシングの効能というのは,はっきりは覚えてないので間違ってるのかもしれませんが,投げた後の筋肉は時間が経てば経つほど炎症がひどくなっていくらしいんですね。それを止めるのがアイシングらしいです。個人的に,効いているのかどうなのか良く分からないのですが,放っておくよりもきっと良いはずなので,なるべくやるようにしてます。

あと,筋肉痛がひどいときとかはどうしてます? oitaはアイシングが終わったあとに,塗るシップ薬を塗ってました。体を動かした後,すぐに温めるのは悪いと聞いたので,アイシングの効能がある(と書いている)シップ薬をしばらくの間塗り,2,3日たっても筋肉痛が残る場合は,バンテリンを塗ったりしてます。もちろん,肩にも同じことをしてます。テレビのコマーシャルで,インドメタシンが痛みをとる,みたいな放送されてますよね。

で,とあるホームページで読んだのですが,このインドメタシンという成分,ちょっと恐ろしいみたいでして・・・。何も考えずにバンテリンをぬりまくっていた時があったので,ちょっとびびりました。その内容は後ろに添付しておきます。特に,筋肉が弱っていって,さらに痛みが再発する,という言葉には,びっくりしましたが,自分の肩のことを考えると,なんとなく納得する部分もありました。
やっぱり,よく効く薬には何かあるんですね。痛みを止めてくれるという効果はあるので,闇雲に使うのではなく,うまく付き合わないといけないですね。みなさんも注意してください。


−−−−ホームページより−−−−
痛みが楽にならない場合は、即刻中止を
 痛みを楽にする効果の高いインドメタシンやケトプロフェンは安易に使いすぎる傾向があります。ただし、胃腸の弱い方は痛みが楽にならない場合もあり、そういう場合は、ただちに使用を中止した方が賢明です。
 インドメタシンは、非ステロイド抗炎症剤で、アリール酢酸系の一種です。アリール酢酸系の中には、脳炎の副作用で有名なジクロフェナクナトリウム(ボルタレンなど)もあります。
 痛みが起きている場所では、細胞の組織を再構成するため、痛みを強く感じさせるプロスタグランジンが盛んに合成されています。インドメタシンは、このプロスタグランジンの合成を阻害することで痛みを楽にするものです。最初は筋肉の弾力が低下するため、衝撃を吸収する働きが低下し、その後、筋肉そのものが痩せてきます。そのため、関節への負担がますます大きくなり、痛みが悪化していきます。ですから、長期に渡って使っていると、関節を傷め、致命傷となります。それよりも、筋肉痛がたびたび起きないような工夫が優先でしょう。
 また、食生活(特にマグネシウムの不足)や、健康状態(カゼや隠されたアレルギーを抱えていても筋肉痛が起こりやすい)を改善していくことも筋肉痛の予防になります。
 インドメタシンを長い間、使っていると、塗っている場所の筋肉が極端に痩せていきます。痩せた筋肉を酷使すれば、すぐ痛くなります。つまり、だんだん効かなくなります。筋肉が痩せれば筋肉を少し使うだけでも痛くなり、効きにくくなるから、たびたび塗り、量も増え、、、という悪循環になるからです。
 皮下から血液に吸収されたインドメタシンは、筋肉痛を抑える働きをしなかった分は静脈を通って心臓に達し、そこから肺に向かいます。肺でもインドメタシンは、プロスタグランジンの合成を阻害しますから、喘息の人は使ったら駄目です。その後、もう一度心臓に戻り、全身に散布されます。その内、消化管の表面に達したインドメタシンは、そこでもプロスタグランジンの合成を阻害します。消化管でのプロスタグランジンは、胃腸自身が自分の消化液で消化されないように消化管の粘膜を保護する粘液を出す働きに関与しているので、この働きを抑えると自己消化、つまり潰瘍が発生します。
 これらの副作用を考慮して、鎮痛剤入りのシップを出す時は必ず消化管の粘膜を保護する薬を同時に処方したり、2時間以上は貼らないよう指導している病院もあります。寝るときに貼るのは最悪のタイミングなのです。
 インドメタシンを使っても痛みが楽にならない場合は使用を中止すべきです。消化器官に潰瘍が発生するリスクを急増させるだけです。特に、痛みが楽にならないのに肌がかぶれる人は即刻中止して下さい。と言うのは、消化器官が悲鳴をあげている状態だからです。基本的に、脳神経を麻痺させる麻薬でない限り、痛み止め効果のある薬は消化器官に潰瘍を起こせる余裕があるほど、よく効きます。逆に、消化器官に潰瘍が生じると痛み止めが使いにくい体になってしまいます。このような状態でも、丁寧な鍼治療だと、健康的に痛みを楽にする方法があります。
 長期連用の副作用で、肝臓や腎臓に障害が出る他、膵炎を併発している方もいらっしゃいます。人によっては、副作用の方が急性で出てくる強い薬(多くは胃腸障害ですが、喘息の人は症状を悪化させるので駄目)です。
「さんのみや 岡田上鍼灸院のホームページ http://member.nifty.ne.jp/hariq-taka/health/e1.htm」より引用させていただきました。
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