子供の頃の野球を思い出した!

先日,ある事情で実家で親戚の方々と会う機会がありました。小学生の低学年の頃,よく遊んでもらった親戚のお兄ちゃんに会いました。そういえば,そのお兄ちゃんとよく野球をやったことを思い出しました。

お兄ちゃんと野球をやったのは,おばあちゃんの家の前の道。道幅が2m程度で,当然クルマの行き違いはできない幅員です。試合は1:1の対決です(ただお兄ちゃんはつっかけを履いて対戦してましたので,ハンデ戦です)。道の真ん中にピッチャーマウンドのラインとホームベースをチョークで書きます。ホームベースからみると,右側(1塁側)はおばあちゃんの家で道路側に下りてくるように屋根があります。屋根にフライが上がると簡単にフライが取られてしまいます。左側(3塁側)は入っちゃいけない他人様のお家なので,ここには2人とも打ってはいけないということで引っ張りは厳禁(ここに入るとファールでしたが,お兄ちゃんが謝りながらボールを取りに行ってくれました。)。ヒットコースは道幅約2mのセンター方向しかありません。ちなみにセンター奥ホームベースから30mぐらいのところで道路が軽くカーブしているところ溝があり,そこまで転がるとだいたいランニングホームランなので,ここが唯一の長打コース。さらに,ちゃんと4つベースがあるのですが,ファーストベースとサードベースは球場の形の関係上,ピッチャーマウンドのすぐそばにあるので,ぼてぼてのピッチャーゴロは確実にアウトになります。イメージ分かりますかね?
ということで,引っ張りはダメで,センターからライト方向に打たないと試合は成立せず,ヒットを打とうとするとセンター方向にきつい打球を打たないとダメという,野球を楽しみたい子供には非常にストレスを感じる野球なんですよね。今なら全然ヒットを打つことができないかも知れません。

何を言いたいかというと,子供の頃からずっと野球をやってきましたが,思い出せるヒットの多くはセンターからライト方向なんですよね。確かにレフトにもヒットがありますが,やっぱりセンターからライト方向が多いんですよね。センターライナーとかも考えると,良い当たりの多くはセンター方向かもしれません。

もしかしたら,oitaのバッティングの原点はここにあったんじゃないか? とふと考えました。そんなoitaの懐かしい思い出でした。

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