バナナのお話

今月17日に東京マラソンが開かれるそうです。2万7500人の参加者に対して6万本のバナナが用意されるそうです。
昨年は、2万6000人の参加者に対して4万2000本のバナナが用意されていたのに、全員に行き渡らなかったことから増やしたそうです。

みなさんはフルマラソン走ったことありますか? 僕は今から13,4年前だと思うのですが、篠山マラソン走ったことありました。大阪女子マラソンの福士選手の話題ではありませんが、僕は練習で最長12kmしか走った経験しかなく、感覚的にハーフぐらいまでは大丈夫だと思ってたのですが、後半は大変だな。。。と思ってました。あと、いくつかの場所で制限時間があり、35kmが一番厳しく、そこをクリアできるようにあらかじめ平均ペースを考え、そのスピードを体に刻み込むような練習をしてました。ちょうど、旧建設省の事務所に出向に行ってたときで、真夜中に帰ってきて、1時ぐらいにも練習した記憶があり、週に3回は走ってた記憶があります。

で、バナナですが、一緒に走った人(今は国土交通省で偉くなってる人なんですが。。。)が、途中の水分補給のところでバナナ置いとくとええよ! とアドバイスをいただき、試合前にバナナを買って持って行きました。ポカリスエットの500mlのペットボトルも買い、ペットボトルにバナナをくくりつけて、30kmを過ぎたところにあるゼネラルテーブルに置いておくようにしました。

で、本番では、ちょうど半分を過ぎたところで体の動きが悪くなり、足が痛くなり、前に進まなくなりました。しんどかったのですが、30km過ぎたらバナナがあるので、そこまでは行きたい! と歩くような感じだったと思うのですがとにかく走りました。で、ついに着いたんですよ、30kmを過ぎたところのテーブルに。バナナがガムテープでぐるぶる巻きして、上のキャップに”お”に丸した文字をしたポカリスエットがありましてね。もしかしたら誰かに取られてるんじゃないかとしんぱいしたんですけど、ありましてね。。。で、ポカリスエット飲んだらおいしくて・・・。そしてくくりつけてあったバナナを食べたんですよ。無茶苦茶おいしくてね。そして、すごく元気が出まして。。。 その後、途中で沿道の人がおにぎりくれたり飴玉くれたりして、それはそれでおいしかったんですが、そのバナナがとてもおいしくて、一気に元気が出まして。。。

バナナを食ったあと、あと5kmだったんですが、40分ありましてね。ゆっくりでもええから、がんばって走り続ければつけるペースだということは、事前の練習で分かってまして。。。 で、あの35kmを通過したときはうれしかったなぁ〜。あと5分ほどで全員止められるので、係員がいっぱいいたんですが、そこをクリアできたのはうれしかった。。。 まあ本音を言うとゴールを通過した時がすごくうれしくて。あれはほんまにうれしかったなぁ。

あれは、きっとあのくくりつけてあったバナナのおかげです。それ以来、バナナ大好きで、毎週、日曜日に買い物に行くのですが、バナナを買います。僕のお気に入りは”バナージュ”というブランドのバナナです。これおいしいです。モチモチしてて、ええ味です。

バナナの話でした。

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