キャッチングについて

yahooで見つけたあるコラムから。。。 

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キャッチングの判定基準に見る日米の違い <平林 岳>2008年6月5日
(URL ; http://mlb.yahoo.co.jp/column/?n=294)

(途中省略)

 アメリカの野球では、捕手のキャッチング技術が、投手の投球をストライクと判定してもらうためにとても大きな影響があります。審判に投球をどこで捕球したかをしっかりと見せることが必要です。
 日本では、割りと当たり前のキャッチングが、アメリカではとても嫌がられます。それは、ミットを動かすことです。これは人間の本能だと思うのですが、少し外側に外れているような投球を、捕球の瞬間にミットを少し内側に動かすことで、ストライクに見せようとします。これが「うまいキャッチングだ」と以前は言われていました(今でもそうかもしれませんが…)。
 アメリカでは、上記のようなキャッチングをしていると、審判を欺いているとみなされ、逆に「ボール」と宣告されてしまいます。また、雑に捕球し、どこで捕ったかもわからないようなキャッチングでも、やはり「ボール」とコールされてしまいます。
 先日、僕のいる2Aリーグの監督が、「相手チームの捕手がミットを動かしすぎだ!」とストライクとコールした審判に抗議し、退場になりました。こちらでは、みんながそのような認識を持っているのです。
 ルール上のストライクゾーンは、投球がホームプレート上のどこを通ったかで決まるのですが、審判たちはキャッチャーがどこでどのように捕ったかによって、ストライクかボールかを決めています。そのぐらい捕手のキャッチングの能力は、試合に対して大きな影響力があります。
 城島選手はシーズンスタート当初、極度のスランプ状態でした。チーム状態のよくなかったマリナーズの捕手である彼が、自分のバッティングどころではなかったということだったと察します。それだけ、捕手というポジションは責任が重く、大変な仕事であるということを、みなさんも理解してあげてください
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審判をしているから、すごく面白い記事だなぁ〜と思いました。
oitaはまだまだちゃんとした判定ができるわけではありません。よく「ボール半分外れた」「ボール1個外れた」とか良く言いますが、そこまできちんとは見えません。いつも構えている目の位置から、外れたかどうかを言い方が悪いですが、大まかな判定をしています。だから、1cm外れたとか、指一本やな。。。とか言われてもピンときません。それぐらい、きわどいところの判定は難しいというかできないのです。。。

その時に、先輩審判に教えてもらったことがあります。いくら際どくても、キャッチャーがミットを動かすようなボールは、すべてボールと思ってよいと。それは、一番ストライクゾーンが見えているキャッチャーが、その外れている球をストライク見せたいため動かすのであり、ストライクと思う球は絶対に動かさないからだと。。。

すごく納得してしまいました。
だから、oitaが球審するときは、打者が入るたびに高さ・低さのチェックをします、球筋見ます、そして最後にキャッチミットを見ます。そして、ストライク・ボールを判定します。
キャッチャーの人は参考にしてください。まあ、フレンドリーの攻撃側審判ではほとんど関係ないですがね。

ちょっとだけひとり言らしく。
今日は、池田のチームの試合がありまして、1試合目は準々決勝だったのですが、エースが途中から乱れ逆転負け。一つええあたりのショートゴロを相手のショートがはじいて、みんなの優しさでヒット1本。その後、もう1試合練習試合がありまして、甲子園浜にある黒土のグランド。肩が痛いのですが、投手がいないようで、自ら志願登板。相手は宝塚かどこかのB級のチーム。強いチーム相手だったのですが、のらりくらり投法。途中から肩に一番響くため、カーブのサインを無しにしてもらって、ストレートとたまにしかストライクの入らないシュートの2本立て。結局、がんばって8回を2失点で完投、試合は引き分けで、投手としては満足できないなめたピッチングだったのですが、負けなくて良かった。。。 早く肩を直して、全力投球したいものです。。。

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