ビヨンドマックスpart2

前にビヨンドマックスがバカ売れで,その開発・販売に関していろいろ苦労があった話をしました。(173.2004.10.18 ビヨンドマックス
で,ビヨンドマックスの良いところばかりがクローズアップされてますが,その弊害もあるようです。以下に,朝日新聞(2005/2/20朝刊「声」(住民からの投稿欄)にあった記事をそのまま書きますね。

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少年野球にもバット問題が
少年野球の指導に携わって二十数年になるが,最近苦々しく思うことがある。
ボコッという鈍い打球音に,「レフト前進!」と思えたその打球は,レフトの頭上を越えてランニングホームランになってしまった。某社の飛ぶバットのせいだ。
従来の少年野球用バットが1本6千〜1万円ぐらいなのに比べ2万数千円するが,芯に当たった時の飛距離は,確実に7〜10メートルは伸びる。子供たちはこのバットを手に入れようとし,親たちは競って買い与えようとする。そのためスポーツ用品に注文しても,入荷待ちの状況らしい。
今まで子供たちに,同ルールのもと同条件で競い合い,コツコツと懸命に努力を積み重ねてこそうまくなり,飛距離も伸ばすことができる と教え続けてきた。それがこんな事態なのだ。
折りしもプロ野球界では,飛びすぎるボールが問題となり改善されようとしている。軟式野球連盟は飛ぶバットをどうして認定しているのだろうか。見解をぜひ聞いてみたいものだ。
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ビヨンドマックスはそんなに飛ぶのか? おい。少年野球の指導者が思うぐらいそんなに飛ぶのか? 今度機会があれば,使ってみないときちんと感想を書くことができないので,ぜひ使おう!
子供たちにとってはどうなんでしょうね? 上の投稿にあるように,みんなが同じ条件で・・・ということもあるでしょうが,やっぱりバッティングは飛ばすと気持ち良いし,その欲求を満足でき,それで野球の楽しさを覚えるのであれば,それはそれでいいと思うけどなぁ・・・。上手くなれば,また硬式やるし,そのときにはまた感覚が違うから,練習を一生懸命するでしょうしね。
ただ,金額が高くて,親の金で個人個人が買っている・・・というところが,各家庭によってお金の使い方も違うでしょうから,判断が難しいところなのかなぁ・・・。もうちょっと安けりゃ,こんな問題は出てこないのかもしれないんだけど。。。

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